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星野ロミのWikiプロフィール!生い立ちや国籍は?

星野ロミ 社会・時事

海賊版の漫画サイトで日本一を誇った「漫画村まんがむら」を作った星野ロミ。

著作権法違反と組織犯罪処罰法違反で有罪になり、刑務所で服役していた星野ロミが、2022年11月1日に出所し現在仮釈放中です。出所してからいくつかのYouTubeチャンネルに出演し、これまでの生い立ちや漫画村について赤裸々に語っています。

この記事では、天才とも称される星野ロミの生い立ちやプロフィールを紹介していきます。

星野ロミのWiki風プロフィール

本名星野路実(星野ロミ)
生年月日1991年
年齢31歳(2022年)
身長181cm
出身地東京都練馬区
国籍日本、イスラエル、ドイツ
(三重国籍)
最終学歴東京電機大学中学高等学校
(偏差値62)
家族構成父(イスラエル、ドイツ)
母(純日本人)
SNS@romi_hoshino
(Twitter)

星野ロミは日本とイスラエル、ドイツの三重国籍です。

イスラエルとドイツのハーフである父親と純日本人の母親が両親のため、3つの国籍を持っています。(日本は複数国籍は禁止ですが、罰則等はない様子)

星野ロミの経歴
  • 1991年
    星野ロミ誕生

  • 2006年
    東京電機大学中学校卒業
  • 2009年
    東京電機大学高等学校卒業、キジダス開設
  • 2010年
    関係ないにゅーす、まとめいと、楽々アンテナ等を開設
  • 2011年
    萌通と組んで『今日もやられやく』を乗っ取る
  • 2012年
    アンテナのスオミネイト、YouFlix開設、楽々アンテナ閉鎖
  • 2013年
    インフォオフ開設
  • 2014年
    ShareMovieを開設
  • 2015年
    ShareVideosやAnimeLeaksを開設
  • 2016年
    漫画村を開設(1月)、メイドカフェ「Diamaid」開店、SmaTV、HimaTube、フリーブックス開設
  • 2017年
    AnimeLeaks閉鎖、アニメ漫画アンテナを開設
  • 2018年
    漫画村閉鎖(4月)、フィリピンへ出国(5月)、YouBook、DIGITAL-MARKET(dmm.to)を開設、アニメ漫画アンテナ閉鎖、アニポ、アンテナ速報乗っ取り
  • 2019年
    フィリピンで拘束(7月)、日本で逮捕(9月)
  • 2021年
    有罪判決・刑務所へ収監(6〜8月)
  • 2022年
    出所・仮釈放(11月)

誕生からビジネスを始めるまで

東京の練馬で生まれ、育ちもずっと日本です。

基本的に日本語しか話せません。(刑務所などで英語の勉強はしたようですが…)

いわゆる”ハーフ”で容姿がまわりと違うこともあり、小さな頃はあまり目立たず、どちらかというと自宅でゲームをしているような幼少期を過ごしました。

中学からは私立の東京電機大学中学校へ入学し、そのままエスカレーターで東京電機大学高等学校(偏差値62)に入学。学生時代は勉強をろくにせず、部活も入らず、ゲームもやらず、漫画も読まず。今考えれば何をやっていたのか?と本人は回顧しています。

推薦があれば大学はそのまま行けましたが、当時はやる気がなかった様子。大学へ進学しないとなると普通は就職するはずですが、外で働くことが困難と感じた彼は就職もしません。

自宅で数ヶ月過ごしていたそうですが、ついに両親が怒って実家を追い出され、八王子へ島流しにされてしまったとか。そこから一人暮らしが始まり、親からは「半年間は月10万円渡すから一人で生活しろ!」言われます。

本人はコミュニケーション能力が低く外で働けないため、自宅で一人で稼げる仕事を探し、そこでアフィリエイトに出会います。アフィリエイト報酬の振込は2ヶ月遅れなため、実質親からの仕送りがなくなるまで4ヶ月しかありませんでした。

星野ロミがアフィリエイトやWEB業界に入りビジネスを始めたのは、高校卒業してからなのです。(理数系の高校なので、プラグラミングは触っていた)

漫画村の誕生

漫画村の誕生

アフィリエイトに出会った星野ロミは、始めてから3ヶ月くらいで最初のサイトを作ります。

まとめサイトを作るも、集客に限界を感じてプログラミングも同時に学び、最終的に2chのまとめサイトをまとめたアンテナサイトを作りました。18歳当時、すでに月300万を稼ぎ天狗になった彼は、稼いだお金を食費に注ぎ込み次第に態度と体が大きくなっていくのです…。

そのあともっとプログラミングの勉強をしてたくさんのサイトを作成。なかでも最終的にAVサイトとして有名になった「ShareVideos」なんかもその一つ。(このサイトでも数億稼ぐ)

彼は20代前半にして年商10億円くらいあったそうです。

アフィリエイトはサイトをたくさん制作しても収益が不安定で、翌月一気に収入が減ることもあります。そのため複数サイトの運営と同時にメイド喫茶も運営していました。メイド喫茶は友達の友達が管理しきれなくなって引き継ぎ、従業員を雇うことに。

ある時、従業員から「アフィリエイト」を教えてほしいと言われ、星野ロミは漫画好きだった彼にアフィリエイトを教え、彼と共に「漫画村」を開設します。

漫画村の閉鎖まで

漫画村の閉鎖

複数サイトを運営しているなかで、順調に人を増やしていった漫画村。

人気漫画の最新話を無料で読め、サイト自体も便利であることから、利用者はどんどん増えていきます。「漫画村で本を読んでファンになりました!」と漫画家に直接メッセージを伝える人もいるくらい、かなり多くの人が漫画村を常日頃利用していたわけです。

この頃、星野ロミは電車に乗ったり牛丼屋で隣に座った人がみんな漫画村を見ていることを知り、自分が監視されているような感覚になります。それ以来ますます自宅に引きこもり、出前をとる日々を送ることになるのです。

漫画村の知名度もあがり多くの人が利用するにつれ社会問題に発展していきます。漫画家は自身が描いた漫画がネット上で誰でも無料で読める状態にあることを危惧。ニュースでも漫画村のことが取り上げられ、出版社の圧力が始まり、いよいよ政府が対策に乗り出す事態にまでなっていくのです。

ブロッキング騒動

ブロッキング

政府は対策に乗り出すものの、なかなか漫画村を制限するのは難しいのです。

しかし当時の首相は漫画村を潰すべく、官房長官に指示を出しなんとか漫画村を表示させないよう動き始めます。(ブロッキングは人々の通信を国が覗き見る行為なので違法

表向きにはブロッキングは実施されていないことになっていますが、星野ロミ曰く、通信会社のソフトバンクだけは画像を表示できないよう部分的にブロッキングをしていたと主張。(ただ、こちらは通信費を節約したかったらやったという本人の考察も)

NTTもブロッキングには前向きだったようですが、ブロッキングをやる前に漫画村はどういう理由か閉鎖してしまいます。漫画村が閉鎖した理由はブロッキングとかではないらしく、理由については「別の理由」ということで、詳細は本人の口からは語られていません。

こうして2016年1月頃に開設した漫画村は、2018年4月に閉鎖するのです!

フィリピンへ移住

フィリピン移住

漫画村が社会的なニュースになっていた頃、ついに星野ロミの自宅に警察が家宅捜査に入ります。パソコンなどはすべて押収されたようですが、警察は結局パソコンの中身を開けることはできず、なにも証拠を掴めかったそうです。

星野ロミはしっかりパスワードをかけており、警察では何も証拠を掴めなかったのです。

家宅捜索は一件落着したものの、その直後からマスコミがやってきます。友達や親にまで取材をし、周囲の人に迷惑をかけていることに耐えられなくなった星野ロミは、落ち着くまで一旦日本を離れて海外へ行く決意をします。

漫画村が閉鎖した翌月2018年5月にフィリピンへ向かいます!

星野ロミにとってフィリピンは何のゆかりもない場所です。

フィリピンには会社をやっている友達がいたことと、アジアの中心で旅行が好きな星野ロミにとって距離的な利便性がよかったとのことで、移住先をフィリピンにしました。さらに、日本よりも物価が安くいい暮らしができると思ったと。それでフィリピンへ移住することにします。

フィリピンで拘束

フィリピンで拘束

フィリピンでは警備員がついた低層マンションで優雅に暮らしていたそうです。そこはお金が持っている外国人たちが多く住む場所です。

この時、星野ロミは海外送金が容易な香港に銀行口座を持っていました。そこに生活費などを入れ、お金が無くなったら香港へ行き、お金をおろしてフィリピンへ戻る生活を送っていました。

その頃、月1ペースでアジア各国へ旅行にも行ってました。

しかし日本では事態が進展します。著作権を扱う弁護士らがCloudflare(クラウドフレア)を通して漫画村の管理者を特定することに成功。捜査の末に検察は有罪にできると判断し、星野ロミはついに国際指名手配されてしまうのです。

星野ロミは香港へお金をおろしにいつものようにフィリピンのLCC用の空港にいました。荷物を預けようと並んでいると背後から肩を叩かれ、振り向くとバッチを見せられ近くに座るよう指示されます。すると捜査官らしき人物に取り囲まれ拘束、どうやらそのなかに日本大使館の人もいたそうです。

自分が何で捕まったのか分からず、周囲の人に聞くも教えてもらえず。空港から30〜40分くらいの場所にあるイミグレーションの外国人専用の施設に入ることになります。その施設で大阪弁の日本人と話し、直接言及はなかったものの、漫画村が原因で捕まったのだと悟ったそうです。

ちなみに捕まったときもフィリピン人の彼女がいたそうです!

フィリピンでの勾留生活

フィリピンでの勾留生活

日本への強制送還への手続が終わるまで勾留されることになります。どうやら、星野ロミは三重国籍だったため、他の国にも確認が必要で手続が長引いたと。

星野ロミがいたこのフィリピンの施設。本人曰く、定員が80名のところに500名超入れられるらしく、立って寝たり地面のコンクリートの上で寝たりするそう。勾留されている人はさまざまで、日本のヤクザからイスラム国の戦闘員、新興宗教の人間まで各国の悪人がいたそう。

フィリピンのこのような施設には賄賂文化があり、お金を持っていると何でもできて快適に過ごせるそう。星野ロミはベットを買ったので寝るのは快適、ほかにも携帯を手に入れたり、英語の本を調達して英語を勉強したりしたそう。

彼は4人部屋だったそうで、自由に喋れる時間はあまりなかったとか。平日の1日30分くらいで、あとは作業でケーブルから銅を取り出すことをしていたそう。

施設では治安が悪くなることもあるそうですが、お金持ちは危険な目には遭わないとか。なぜなら職員が守ってくれるから。職員はそのお金持ちが死んでしまったら賄賂をもらえないから守ってくれるのです。

施設に入った星野ロミはさっそく携帯を手に入れ、自分の名前を検索してみたそう。そして、そこで自分が国際指名手配されており逮捕されたことを知ります。

この施設では賄賂で何でもできるようで、1000万円くらい払うと逃してくれるそう!

マスコミは星野ロミが日本へ強制送還されることを、この施設に聞いて知っており、強制送還される同じ飛行機にたくさんのマスコミ関係者が乗っていたのもそれが理由だとか。

強制送還時にマスコミの餌食にされることをわかっていた星野ロミは、「これは無料で宣伝できる!」と、賄賂を渡して自身のwebサイトのURLを載せたTシャツを作ってもらい、それで帰国しようとしたそうです。ただそれは弁護士に止められてできなかったとか…。

こうしてフィリピンの施設で約3ヶ月を過ごし、飛行機で日本で戻ります。

日本へ強制送還からの逮捕

日本へ強制送還

日本の人が迎えにきて、ついに飛行機で日本へ強制送還されます。

まだ逮捕されていない状態なため、機内では食べ物も飲み物も自由だったそう。

日本が近づいてくると機内のうしろに連れて行かれ、そこで「何時何分」と逮捕されたそう。しかし、星野ロミは座席のモニターに示されている地図でまだ台湾上空だったため、「まだ日本じゃないよ」と指摘したそうですが逮捕されました。

逮捕されたあとの変化として炭酸は飲めなくなったそう。逮捕されるまでは炭酸が飲めたそうですが、逮捕後はダメだと。(刑務所で同じになり、タイで捕まった人も同じことを言っていたそう)

星野ロミはそのまま訴えたられた福岡へ連れて行かれます…。

刑事裁判から刑務所収監まで

有罪で刑務所へ

刑事裁判では検察と真っ向から争った星野ロミ。

検索の求刑は懲役4年6カ月、罰金1千万円、追徴金約6257万円でした。

星野ロミは取り調べでは黙秘し、漫画村の仕組みについて話しませんでした。検察は星野ロミが画像を無断でサーバーにアップロードした「著作権法違反」として起訴状に書きました

裁判が始まり、漫画村のサーバーには画像はアップロードされておらず、リバースプロキシという技術を使うことによって、他人が無断アップロードした画像を盗み、サーバーに保存することなく閲覧者に表示させていたことを公表します。

著作権法では画像をサーバーにアップロードしてそれを公衆に見せたら違反。星野ロミは法律を読んでこれを知っていたため、違反しないよう法律の穴をつくようにして漫画村を作っていました。

つまり、漫画村は違法アップロードされた違法サイトではなく、違法サイトを紹介するようなリーチサイトのような役割を果たしていたのです。当時、このリーチサイトはグレーで違法ではなかったため、星野ロミも合法だと思っていました。

この事実に検察は焦り、起訴状を変えて「それでも違法だ」とやってきます。さらに組織犯罪処罰法という法律も加え、裁判は長引く結果となったのです。

結局、著作権法違反だけだと刑務所へ送れず大した罪にならない。だから検察は組織犯罪処罰法を新たに追加したのです!

この時、星野ロミには2人の弁護士がついており、1人は「無罪」、もう1人も「執行猶予は確実」と思っていたそう。しかし、福岡地裁による実際の求刑は懲役3年、罰金1千万円、追徴金約6257万円でした。

星野ロミはこの判決に不服と思いつつも控訴しておらず、この判決で裁判は確定。彼は求刑通り罰金を払って刑務所へ入ります。控訴しなかった理由は本人の口から語られており、「一審のありえない判決に、これ以上やっても同じだと思った。早く終わらせるほうを選んだ」といったことでした。

こうして罰金と追徴金の一部(本人は払わない方針で、銀行口座にあった1500万円は取られた)を払って刑務所へ実質1年3ヶ月ほど収監されることになるのです。

漫画村について

漫画村

星野ロミは漫画村はずっと合法だと思って運営していました。

そんな発言に対して、まわりからは「頭がおかしい」と言われたそうですが、本人は法律を読み、違反しないよう法律の穴をついたと思っていたからです。

「リバースプロキシ」という仕組みを使って自らのサーバーに画像を保存せず、ほかの人が違法にアップロードした画像を持ってきてみんなに見せていただけ。

これは余談ですが、この漫画村は最終的に有料化(サブスク化)する予定だったそうです。それまでの漫画村の売上は数億円程度でしたが、有料化することで数十〜数百億円を稼ぐ予定だったとか。しかし、その直前に警察がやってきて結果的にサイトは潰れてしまいました。

本人が気に食わないことがあるようで、それは実際に漫画の画像をサーバーに違法アップロードしたほかのサイト運営者にはなんのお咎めもないのに、アップロードもしていない自分だけが捕まったこと。

また、漫画村は共犯1人+20人近くのメンバーで運営していたにもかかわらず、逮捕されたのは4人で、そのうち執行猶予なしの実刑になったのは自分(星野ロミ)だけだったことに怒っています。

1番責任が重いからという理由で本人だけが実刑にされてしまったのです!

刑務所生活から出所まで

刑務所生活

求刑は3年でしたが、日本で裁判していた期間などは刑期から引かれるため、合計1年3ヶ月ほどの服役でした。

刑務所では模範囚として過ごします。収監されていた大分刑務所は初犯の刑務所で、刑務所には極悪人もいたそうですが、すべてが独房でした。

刑務所では英語の勉強をし、外部と手紙を通じてTwitterアカウントを作り、保釈前からさまざまなことを投稿していました。刑務所生活で体重も変化し、150kgあったのが66kgになり、見事刑務所ダイエットに成功しています。

2022年11月1日に仮釈放となり出所。いまは仮釈放中の身で、2023年4月29日の満期までは共犯と会ってはいけないなどの制限があり、現在は2週間に1回は保護司と会う必要があるのだとか。

裁判・訴訟

漫画村事件の裁判

出所した星野ロミは民事裁判で争っています。

裁判は集英社・小学館・講談社の3社合同訴訟の1件で20億の請求です。もちろん著作権法違反。

漫画村による推定被害総額は半年で3600億円。おそらく民事でも刑事と同じく有罪判決となり、かなりの額を求刑される可能性は高いです。

星野ロミはまだ追徴金の残りが5,000万円弱あり、それに加えて求刑されるであろう数億から数十億を払う必要があります。現在、ビットコインなどである程度のお金を持っているそうですが、到底払うことはできず、本人も払う意思はあまりありません。

いざとなったら今持っているお金を全部使って「持ってません」って言うそう!

星野ロミの今後について

今後の野望

星野ロミは今後やることについて話しています。

  • 2023年4月29日の満期になったら漫画村事件関連のことを暴露
  • 合法版の漫画のネットフリックスを作る

まず、今回の裁判では不服なことしかなかったようで、仮釈放が終わる2023年4月29日をもって漫画村事件のことや日本の司法に関する大暴露を行うと告知していますそのためにTwitterを積極的に運用しており、現在、フォロワー100万人獲得へ向けて動いているそうです。

今後の展望としては、漫画の合法版ネットフリックスを作るということも話しています。というのも、出所した直後くらいにひろゆきさんが漫画の合法版ネットフリックスを提案。本人もそれをやりたいようで、ただ、出版社が許可してくれるかどうかが…とその点は懸念しています。

出演しているYouTubeでは度々「漫画村の復活はあります」と公言しています。そして今度は合法的にやるという話もしており、今後は日本一ではなく世界一大きなサイトを作るとも話しています。

本格的に始めるのは2023年4月29日以降になる予定です。

まとめ

漫画を無料で読めた便利なサイト「漫画村」の創設者、星野ロミのWiki風プロフィールを紹介しました。紹介した話は、仮釈放された星野ロミ本人が語っている内容です。

仮釈放終了後は暴露も行うそうですし、倫理観も一般な人とはかけ離れているため、今度はいったい何をやってくれるのかとても楽しみですね。

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