Every Little Thing(ELT)のボーカルとして長年活躍し続ける持田香織さん。
2000年代中盤あたりからELTの曲を聴き始めた人はご存知ないかもしれませんが、実は持田香織さんはある時から歌い方を大幅に変え、もはや昔のヒット曲を歌う際に高音を出せません!
つまり、昔のヒット曲をCD音源のように歌うことが困難ということです。
まぁほとんどの人は知っていると思いますが、今回はその理由について詳しく書いていきたいと思います。これは本人がテレビの前で語っていることですので、噂ではなく真実になります。
持田さんの歌声が変わった理由
持田香織さんが高音を出せなくなってしまった理由は下記の通りです。
↑これが持田香織さんが高音を出せなくなった本当の理由です、
要するに、高音を無理に出し続けていたせいで声帯を酷使してしまい、結果的に声帯のところに結節ができてしまい、高音が出せなくなったということです。
では、「声帯結節」についてもう少し詳しく解説していきます。
「声帯結節」とは一体!?
声帯結節というのは、声帯が振動して擦れ合いストレスをかけることによって左右両方の声帯の真ん中あたりに「結節」と呼ばれる硬い組織ができることを言うそうです。
声帯関連の病気では「声帯ポリープ」のほうがよく聞くと思いますが、この「声帯ポリープ」と「声帯結節」は何が違うのでしょうか?
✔︎ 声帯ポリープと声帯結節の違い
どちらも主な原因は声を酷使したことによるものだそうです。
まさに持田さんはデビューしてから数年間、高音を無理に出し続けたことで、この「声帯結節」になってしまったということになります。
矛盾する点もとりわけありませんので、これが持田さんが昔の歌を苦しそうに歌ったり、キーを下げて歌っている理由なのです。
完治するかどうかわかりませんが、持田さんの場合には歌手という職業柄、定期的に声を出す必要があり、これまで長い期間休養したことはないと記憶してますので、おそらく完治までは至っていないのではないかと思いますね。
もうCD音源のような綺麗な歌声は聞けない!?
持田香織さんの昔の曲の歌声は本当によかったです♪
曲は当時グループのひとりだった五十嵐さんが主に作っていたのですが、そのサウンドがとにかく良く、そこにもっちーの綺麗な声がのっていたので、あれだけヒット曲を連発していたのです。
持田さんはこれまでにも高音が出せないことから、昔の曲を歌うのをやめるかどうか悩んだようですが、結局いまでも定期的には歌番組などで歌っています。
しかし、キーを下げて歌っていたりして決して当時の歌声ではありません。
もうあの綺麗な声が聞けないのでしょうか?
答えとしては、難しいんじゃないかと思います。
✔︎ その理由は?
もちろんもっちーはこれまで幾度となく治療して高音が出せるよう試みたでしょうし、それでも現段階で出ていないということは、可能性として今後出せるようになる可能性は少ないと思います。
また、年齢的にも40歳を超えており、やはり声というのは10代・20代と比べれば変わるのは間違いありませんから、あの透き通った高音はもう二度と聴けないと思います。もちろん、CD音源やダウンロードして聞くなら可能ですが、生歌であの声はもう一生聴けないでしょう!
これは個人的にも非常に残念ですが、こればかりは仕方ありません(T . T)
昔の曲はもちろん良いですが、個人的には今の曲は多くがもっちー本人が作詞しており、より本人の個性が出ている素晴らしい歌だと思いますので、私自身はそれを聴ければ十分満足ですね♪
また、「歌」というのはCD音源が本物ではなく、その人が実際に生で歌っているものこそが本物の「歌」ですので、もうあまりCD音源に囚われなくてもいいのかなと思います。皆さんご存知ですが、CD音源は色々調整されてますし^^;
たとえキーを落としてたとしても、歌っているのは当時歌っていた本人であることは間違いないですので、それさえわかっていればもうOKです。
歌い方が変わる前の歌声
こちらの映像はデビュー曲である「Feel My Heart」、「Future World」、「Dear My Friend」、「Time goes by」の4曲を歌っており、まだ声が変わっていない当時の綺麗な高音が聴けます^ ^
元メンバーの五十嵐さんの姿がないことからおそらく2000年前半の頃だと思われます。
代表曲「Time goes by」の結構高い高音も見事に歌い切っており、これ以降次第に高音が出せなくなっていったのでしょう。
最初に歌い始めを間違える辺り、なかなかいい感じです♪
こちらは2003年のFNS歌謡祭で代表曲「fragile」を歌っています。
よくこんな高画質な映像が残っていたなと驚きですが、それよりもやっぱり透き通るようなもっちーの歌声はいいですね〜。
「fragile」は持田さん本人が作詞をしたもので、五十嵐さんが脱退してからの曲になります。
すでにこの頃から高音が出づらくなっていたのだと思います。「fragile」自体もそこまでキーが高くありませんし、やや苦しそうに歌っている姿が見て取れます。
まとめ
持田香織さんが高音が出せなくなり、歌い方を変えてしまったのは、高音を無理に出し続けたことで声帯を酷使してしまい「声帯結節」になってしまったのが原因ということです。
歌手は昔の歌をCD音源のまま歌うことを期待されてしまいますので、こればかりはなかなか酷なことだと思いますし、もう出ないことは仕方ありませんので、ぜひこれからは温かい目で持田さんを見守っていきましょう!
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