テレビ朝日の開局60周年記念ドラマとして絶賛放送中の『24 JAPAN』。
このドラマは世界中で大ヒットを記録し、日本でも社会現象になったアメリカのドラマ『24 -TWENTY FOUR-』のシーズン1をリメイクして製作されています。ドラマでは「テロ」を扱い、「銃」が頻繁に出てきますので、それをそのまま日本に持ってきてしまうと、あまりに非現実的過ぎてしまうため、そこは日本風にリメイクされます…。
が、1話、2話と見続けるてみると、実際には『24 -TWENTY FOUR-』の丸パクリであり、内容はもちろんのこと、役者同士が話す会話の中身までも同じで全然オリジナリティのないドラマです。
そのあまりの同じっぷりから予想すると、『24 -TWENTY FOUR-』と同じ結末になる可能性が極めて高く、それはつまり『24 JAPAN』の結末を予想できるということになります！
すでに『24 -TWENTY FOUR-』を観たことのある方は知ってると思いますが、知らない方のために『24 -TWENTY FOUR-』のシーズン1をもとにした『24 JAPAN』の結末について書いていきたいと思います。（もしかしたら結末は違う可能性もあります…）
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女性総理大臣は確実に誕生する！
アメリカでは2008年に初となる黒人（アフリカ系）大統領が誕生したわけですが、実は2001年に放送された『24 -TWENTY FOUR-』シーズン1では、それを見越していたかのように、デイビッド・パーマーがアメリカ初となる黒人大統領になりました。
本来リメリクするなら、黒人が日本初の総理大臣になるという設定になると思いますが、さすがに日本では現実味がまったくないため、そこは現実味がありそうな女性初の総理大臣という設定に変えてきています。
その部分こそはさすがに日本風にアレンジしてきたわけですが、「○○初の総理（大統領）が誕生」という部分に関しては100%変更はないと思いますので、『24 JAPAN』で女性総理大臣は絶対に誕生するはずです。
そこがドラマのメインでもありますし、おそらくテレビ朝日が主張したい部分でもあるでしょうから、総理大臣候補を演じる朝倉麗（演 仲間由紀恵）は晴れて総理大臣になりますね！
『24 JAPAN』では選挙戦を戦い、途中、家族などに色々な問題が発生しますが、なんだかんだありながらも最終的には総理大臣になります。
暗殺計画の動機は不明
『24 JAPAN』では、総理大臣候補の朝倉麗（演 仲間由紀恵）の暗殺テロ計画があり、それを主人公・獅堂現馬が指揮するCTUが阻止するため奮闘するわけですが、
- そもそも朝倉麗を暗殺する動機
- 誰が殺意を持っているのか
はまったくわかりません！
本家『24 -TWENTY FOUR-』では、過去にテロの首謀者であるドレーゼン暗殺を目的としたナイトフォール作戦を認可した当時上院議員のデイビッド・パーマーと、その作戦を実行した主人公ジャック・バウアーへの復讐が動機でした。
これをもとにしているなら、間違いなく、過去に朝倉麗と獅堂現馬になんらかの接点があり、さらにこの2人が第三者（テロリスト）とも関係している可能性が大です！正直、現段階ではまったく予想できないのですが、おそらく殺意があるということは「復讐」でしょうから、テロリストらの家族に危害を加えた計画に、朝倉麗と獅堂現馬が関係しているのでしょう。
また、テロリストが国内の勢力なのか海外の勢力なのかは不明ですが、一応『24 -TWENTY FOUR-』では外国の勢力でしたので、もしかしたら外国の勢力の可能性はあると思います。
ただ、日本の場合、外国の勢力を描くとなると、近隣諸国になるのでしょうか？中国や韓国がその筆頭になるかと思いますが、そこは色々問題も発展しかねませんし、放送はテレ朝ということもあり、おそらくそれはないだろうと予測します。無難なアメリカあたりが妥当でしょうか？？？
CTUの内通者は水石伊月！
『24 -TWENTY FOUR-』シーズン1の結末でもっとも盛り上がるのが、一体だれがCTUの内通者（裏切り者）だったのかということです。
本家ではニーナ・マイヤーズがそうだったわけですが、『24 JAPAN』ではどうなるか？
何度も書いていますが、『24 JAPAN』は本家と物語の展開からセリフまでがほぼ同じでして、おそらくこの調子で最後までいくのではないかと個人的には思ってます。よって、『24 JAPAN』での内通者は、ニーナ・マイヤーズの役を演じている水石伊月がなる可能性が極めて高いです。
『24 JAPAN』の1話の冒頭で23時台のシーンが描かれていましたが、そのシーンで水石から獅堂現馬へ「彼女（たぶん娘）が亡くなったわ…」と電話しており、これも本家とまったく同じです。
水石伊月が内通者になる流れ…
- 娘を人質にされた獅堂現馬は、自らの命と引き換えに娘を助けようと身柄の交換をテロリスト側と約束する。そして、身柄の引き渡し前に、娘と会話させろと獅堂現馬は要求！しかし、この時すでに娘はテロリストたちの隙を見て逃げており、海上警備隊に無事保護されているため、テロリストたちは獅堂現馬の要求に答えることができない。獅堂現馬は、娘と話すまで身柄交換の場所へは行かないという…。
- 要求に応えることができないため、テロリスト側は内通者の水石伊月に電話し、「娘が死んで見つかった」と獅堂現馬に電話させ、復讐心に火が付いて突入してくるところを殺そうと計画に出る。早速その指示に従い、水石伊月は「彼女が亡くなったわ…」と獅堂現馬にわざと嘘を伝える。ショックを受け激しい怒りを覚えた獅堂現馬は、テロリスト側の思う通りに、復讐のため1人で敵アジトへ突入！しかし、復讐心に燃えた獅堂現馬にテロリスト側は追い詰められ、最終的に全員殺されてしまう。
- 銃弾を腹に受けたものの無事だった獅堂現馬は、支部長に電話して「水石伊月が嘘を言ってきたこと」「彼女がCTUの内通者であること」を伝え、水石伊月を逮捕するよう言う。
- その頃、水石伊月は「獅堂現馬が敵アジトへ突入して1人で全員殺した」という情報を耳にし、嘘がバレ自身の身が危なくなったことから、早速CTUから脱出を図ろうとする。そして、獅堂現馬の妻・六花に脱出工作を見つかってしまい殺してしまう。CTUから脱出する水石伊月。無事に車に乗り込み早速逃げようとするも、そこに獅堂現馬が帰ってくる。両者は撃ち合いになり、最終的に水石伊月は捕まってしまう。
- CTU内にいるはずの妻を探す獅堂現馬。ある部屋で妻が銃弾を受けてグッタリしているのを見つけるも、すでに手遅れで死んでしまう…。
という感じになるかと思います。
もちろん、すべてが全て同じにならないと思いますが、大体の筋書きは同じだと思います。
最初に疑わせておいて…
この裏切り者をめぐる脚本は本当よくできています。
- ニーナ（水石伊月）を疑わせる
- 実は違った
- でも、やっぱりニーナ（水石伊月）だった
まず、ドラマの冒頭のほうで最終的な犯人を疑わせておきます。
この時にも「主人公の信頼する部下が犯人！？」と視聴者に「え！？違うんじゃない！？」と思わせるわけです。それから、実は違ったということがわかり、視聴者も「あぁやっぱり！」と納得。
それから、本当の終盤までは一度この内通者（裏切り者）の話はなくなります。なぜなら最初疑われた時に、ニーナは同じく情報を流していた明智菫を自殺と見せかけ殺してしまい、すべて彼女が内通者だと獅堂現馬はじめ視聴者に思わせてしまうからです。
裏切り者は明智菫ただひとりだと…。
そう思わせておいて、最後のほうでニーナがテロリスト会話しているシーンを流し、視聴者は「まさかっ！」と度肝を抜かれてしまうのです。
この脚本は改めて本当に素晴らしいと思いますし、ネタバレなしで初めて見たなら必ず誰もが驚く展開だと思いますね。
まとめ
『24 JAPAN』では本家との違いは若干あれど、大筋は変えることはないと思います。
番組の終わりのクレジット表記のところには、本家に携わっているジョエル・サーノウやロバート・コクランの2人の名前が入っており、ということは、彼らが作ったものを元にしてるということですから、新たなストーリー（展開）になるというのはまったく期待できませんね。
まぁ、はじめて24を見る人もいるでしょうから、その人たちにとってはなかなか面白い展開&内容になってると思います！
結末まではまだまだ長いですが、来年2021年の3月後半に結末がわかりますので、その時に結末がどうなのか答え合わせですね( ^ω^ )
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